2014年9月7日日曜日

レニア山ハイキング ~ 初 HIGH SKYLINE TRAIL

Paradise Inn でのサンデーブランチの後は、いつものように軽く往復で 2 時間半ほどのハイキングに出かけたつもりが、今回はなんと帰りが夕方 7時半頃になってしまい、気がついたら 6 時間もハイキングをしていました。おかげでランチとディナーを食べた後でも 4 LB(1.8 kg)ほど痩せていました(ヨッシャ!)いつもは、ビジターセンターの前から、レニア山の雄大な姿を正面に観ながら登るコースを通っていたのですが、今回は Paradise Inn 側からレニアをやや左に見ながら登るコースに挑戦。
いつものコースは観光客がたくさんいるメジャーなコースで、インドの民族衣装(サリー)を着たおばあさんがサンダル履きで登っていたり、乳母車を押しながら果敢に登る親子連れがいたり... なコースで、毎年そっちに行っているので、なんとなく静かなコースに惹かれたのかもしれません(^^) 他人の事は言えませんが、メジャーなコースでは家族写真やらセルフィーを撮る人達を横切らないための渋滞が起きたりする事も... そんなわけで人が少なめのコースを今回はひたすら歩いていたのですが... 
例年よりも暑かったせいか、どこも雪がかなり溶けていて、かなり上の方まで行ってようやく残雪がちらほら。雪を楽しみにしていたジャックは、雪がある所まで行きたい! と、ハイキングに意欲を見せ、雪溶け水が流れる小川や高山植物を見ながら、どんどん上へ...。ここでの自分達の誤算は、TRAIL MAP を持たずに出てきた事や、ブランチを食べに来ただけっぽい旦那(持って来たハイキングブーツとバックパックを車の中に残して来るしーー;)が水すら持っておらず、全くの無装備に近い状態だった事でした。 
さすがに HIGH SKYLINE TRAIL に来ると、景色も地質も変わり始め、空気が薄い... と言って、さらにゆっくりのペースで細切れに休息を取り始めた旦那。旦那が動けなくなると誰も彼を担いで帰れない... と思うと心配で、大丈夫? 戻る? と聞くも、大丈夫だと言うのでそのままゆっくり HIGH SKYLINE TRAIL を上って行くと、例年よりもさらに雪が溶けたレニア山の姿が目の前に広がり、さらに、右手側に伸びる裾野はほとんど雪もなくドライな岩場が広がっていました。 
雪がある所で遊びたい一心のジャックはかなり元気に登っていたのですが、旦那を気遣いちょこちょこ休憩を取りつつ、自分が用意して来たスナックやら、水を飲んだりしていましたが、やや大き目のボトルとは言え、家族三人で共有するとあっという間になくなりそうな水の量で、実は内心冷や冷やしていた自分。山を甘く見てはいかんよ! と、思いつつ、でも気温がハイキングに適温で気持ちのよい風も吹いていたおかげで随分助かりました(ほっ) 
こう見えても高所恐怖症の自分なので、所どころ自分やジャックが滑り落ちたりしたらどうしよう? というような場所もあったものの、展望ポイントに到着。先に到着したハイカーが休憩したり、石を積み上げたり、写真を撮ったりしている中、自分達も記念写真を撮り、ジャックは石を積み上げて暫く遊んでいました(^^) 
HIGH SKYLINE TRAIL で最初の Snow Patch(残雪がある場所)では、ジャックと少々雪遊び(写真ではちょっとわかりにくいですが、頭の上から雪が降っている所です^^)もっと上に行ったらもっと雪がある… というのは理論的には正しいのですが、こんなに雪が溶けているレニアも珍しいです。そしてレニア山の山頂付近にある万年雪も見るからに溶けていて、そのうち岩肌が全部露出する日も近いのでは? という感じです。
レニア山頂への登頂を目指す人達のベースキャンプになっている Camp Muir まで 2.7 マイルのサインを見かけ、こんなに遠くまで来たんだ!? とちょっと感動。この後、薄い空気のせいか歩くのがキツイらしい旦那は、休憩がてらトレイルの途中で自分とジャックを待つことにして、 ジャックと自分は PEBBLE CREEK を目指してさらにハイキングを続けました。暫くして PEBBLE CREEK に到着し、さらに石がゴロゴロしているトレイルを歩き続けると…
Camp Muir Snowfield と呼ばれる雪で覆われたエリアの端と思われる雪深いエリアに突き当りました。ここから先はきちんとした装備がない状態で登るのは危険で、ハイキングガイドでも Camp Muir Snowfield の事はかなり危険な地域だと警告しているので本日のハイキングはここが終点となりました。ジャックと一緒に居る時には、とにかく Safety First! で、ジャックもこの雪の壁はジャックの履いているキャプテンアメリカの靴では登れない事がわかり、おとなしく旦那が待つ場所まで一緒に降りて行きました。
予定では、ここから下りはメジャーなハイキングコース側に降りるはずが、TRAIL MAP を持たずに出て来たため、途中で曲がる道を間違えてしまい、結局パノラマポイント経由で元来た SKYLINE TRAIL へ。ジャックが途中で「何で下りじゃなくて上ってるの?」と聞いて来たあたりで引き返せばよかったのですが、後方から子供連れの家族が登って来ていた事もあり、そのまま一緒に登って行ったその先は、雪の斜面を一人ずつ対岸へ渡るというコースが待っていましたが、これは相当怖かったです(><) 
あとは、かわいいシマリスが、中国人のおばさんの指を食べ物と勘違いしてかぶりつき、おばさんが指から血をダラダラ流している姿も怖かったです。おばさんの顔は笑っているものの、これは危ない! と、バックパックから応急手当用の消毒液やバンドエイドを持って手当てをしてあげたら、長い中国語の後に英語で「サンキュウ」と一言。大学で中国語を二年も学んだのに、どういたしまして、が出て来ず不覚(ーー;。それにしても、小さくても野生の動物にはやはり注意が必要なんだなと思いました。
野生の動物を見かけると、どうしても近くで写真など撮りたくなってしまいますが、中国人のおばさんの指にぶら下がるシマリスの姿を見てしまった後なので、おとなしいモルモットも少々距離をおいて、望遠レンズにて撮影でした(^^;; モルモットも結構大きいので、こんなのに追い掛け回されたらちと怖いかもしれません。ちなみに中国人のおばさんを噛んだシマリスは、ジャックや旦那の足元にもやって来て、何か餌くれ~的な態度で二人をじっと見上げていました。なんだかんだで、いつになく大冒険だったレニア山ハイキングでしたが、今回一番怖かった雪道で、誰か怖くて動けなくなったのか、笛の音がずっと鳴り響いていたのを下山の途中に聞きながら、山に行く時には、最低限必要なものをバックパックに入れて、自分だけでなく旦那にもちゃんと持たせねば! と思いました。今回持って行って正解だったのは、水やスナックの他に、ジャックの着替えでした。雪道で履いていたパンツもズボンも濡れてしまったジャック。無事に雪道を終えた所で乾いた服に着替えさせ、そこからドライな服で下山できました。自分や旦那は、服は濡れなかったものの、雪の斜面に手をつきながらゆっくりと(滑って斜面を転がり落ちないよう)進んでいたので、実は軽度のしもやけになっていました。次回以降山に行く時には、今回持って行ったもの以外に、緊急用の笛、手袋も持って行くようにしようと思いました。

ちょっと怖い思いもしましたが、今回は、HIGH SKYLINE TRAIL、GOLDEN GATE TRAIL と、これまで試したことがないトレイルを堪能できたのと、トレイル間の繋がり具合もわかりよかったです。そして何と言っても半日山の中で過ごせたのが、なんとも健康的な日曜日の午後でした(^^)