2014年10月4日土曜日

結婚八周年記念旅行 Day 2 ~ 鮭のシーズン

Lake Quinault Lodge 滞在二日目の土曜日の午前中は、来る時に Highway 101 の途中で見かけて気になっていた National Fish Hatchery(魚の孵化場)はこの先左、のサインの先に何があるのかを確かめるべく、朝食の後ジャックとメインロッジのロビーでチェスを一局やってから、Quinault National Fish Hatchery へ行って来ました。
孵化場に着いてみると、オリンピック半島自体がかなり田舎なので、そんなに観光客も訪れない場所だろうと思っていた予感は的中で、駐車場に数台車が止まっていたものの、ビジターセンターも、孵化場内も人影らしきものが全然なく、とりあえず無人で営業中のビジターセンターに行ってみたら、 無料のパンフレットやら子供向の冊子が充実していて、孵化場の案内パンフレット以外に生物学者トレーニング中という冊子やら、ぬり絵やら、何冊か貰ってビジターセンターを後にしました。
孵化場自体は稚魚がピチピチ泳いでいたものの、半分ぐらいは水も入っていない状態で、鮭の季節なのに田舎だとこんなもんなのかな? と思っていた所へ、職員らしき人を発見。アウトドアの孵化場の他に建物の中も見学ができるような事がパンフレットに書いてあったので、中に入れるのか聞いてみたら「今は何も入っていないから施錠している」との事。そんなわけで孵化場では殆ど見る物がなかったのですが、近くの川に上って来る鮭を見に、小川に沿って歩いていたら、釣りをしているおじさんに遭遇。
このあたりは Quinault Indian Reservation(インディアン居留地)になっているはずで、Fishing License を持っていても勝手に釣りをしてはいけない場所で、ネイティブアメリカン(インディアン)の釣りガイドの人と一緒の場合のみ一般の人も釣りができる、所謂 ”彼らの領地”。場所によっては、聖域扱いの所もあるせいか、自分達の姿を見るなり「何してるの? 釣りに来たの?」と最初は詰問に近い口調だったのですが、ただの旅行者で鮭を見に来ただけ… と説明し、釣りの邪魔をしたくないからすぐに立ち去るつもりだと伝えたら、途端に優しい対応に...
「僕はこれの為にここに来ているんだよ」と、おじさんが見せてくれたのはスモークサーモン。木の枝にはコカコーラが入ったスーパーのビニール袋が下がっていて、どうやらスモークサーモンとコーラが彼のランチだったようなのですが、おじさんは何気に袋の中から二切れのスモークサーモンを自分に差出し、あげるよ、これ、的な仕草だったのですが、こういう所でお手製のスモークサーモンを売ってるのかもしれないと思い、今現金の持ち合わせがないのだけれど... と言ったら「タダだから、持って行っていいよ」となんとも親切なおじさんでした(^^) 記念にスモークサーモンとビジターセンターで貰って来たパンフレットを持って写真まで取らせていただきました(^^) ちなみに、彼が釣った鮭四匹は、お腹の部分を捌いてイクラが川岸に鳴れべて置いてあったのですが、その横に置いてあった鮭が、捌いてあるにもかかわらず、時々石の上で飛び跳ねていて、初めて見る光景にジャックも自分もとてもいい勉強になりました。以前自分のブログで、釣り人は shhh... というタイトルで釣り人達の暗黙のルールについて書いた事がありますが、今回は特に Quinalt Indian Reservation なので、詳しい情報は書かずにおきますが、だいたい $150 ドルぐらいがネイティブアメリカンのガイド付きの釣りの相場なようです。オリンピック半島の Lake Quinault 付近で釣りを考えている方は、釣りガイドの情報をチェックしてから、お出かけ下さい。また、インディアン居留地以外の釣りスポットもたくさんあるようなので、そちらも事前に一般人が釣ってもよい場所をチェックした上で出かけるとよいと思います。

ちなみにシアトル近郊でも鮭は釣れるので、そちらで釣るという手もあります。家から遠いものの、オリンピック半島で釣るメリットは、船の交通量が多いシアトルの湖を経由して故郷の川に上って来る鮭に比べて、太平洋からオリンピック半島に帰って来る鮭の方が汚染度が断然低く、健康によい、ということらしいです(旦那談)
貰ったスモークサーモン二切れですが、シアトルに戻る前にすっかり胃袋に消えてしまいました。うちでは魚が好きなのは自分ぐらい(二人とも釣りはキャッチ & リリース派で、食べたらかわいそうとか、そういうノリなの)で、あんまり大きな鮭が釣れても食べるのは自分だけになって困るかもしれない予感がしていたのですが、貰ったお手製スモークサーモンが殊の外美味しかったので、巨大な鮭を切り身にしてスモークサーモンにしてみたいぞ~と、鮭に意欲を燃やす自分です(^^)