2015年5月14日木曜日

クソガキ論 ~ 領域侵犯者

このタイトルで一冊本が書けそうなぐらい、クソガキについては思う所があるのですが(^^; 先日ちょうど子供の友達の問題行動についてどう対処すればいいのか? という(FBでの)話に自分の体験談も交えてコメントを投稿して以来、自分の中でのクソガキ論が再燃してきたので、忘れないうちに書き留めておこうと思った次第です(^^)

そもそも独身時代には子供なんて要らないと豪語してはばからないほど、子供はみんなクソガキだと思っていました。たまにとってもかわいくて、いい子もいるのですが、それは稀な方だと思っていました。そんな自分が妊娠した時には、自分の子供が将来自分の人生をブチ壊す存在になるのではないか? (非行に走ったり、舌にピアスを入れたり、ろくに勉強もせず、高卒後は親に寄生して生きるバカ息子に育ったり、そこら中で見かけるケバイ高校生のように育った娘が、家にマッチョなボーイフレンドとか連れ込んで、文化の違いという名のもとに自宅は連れ込み宿と化してしまうのではないか...)等々、随分色々考えたものでした。それと同時に、どうしたらそういうクソガキに自分の人生を台無しにされずに済むのか? クソガキにならないように育てるには、どうすればいいのか? と、当時 3 匹いた猫達を見ながら考えたものでした。

実際に生まれてみると、自分の子供は思った以上にかわいく、自分の人生も子供の誕生によってただちに破壊される事もなく、これまでの最初の 8 年間の子育て人生は思ったよりも全然楽しいものでしたが、Facebook に投稿してあった子供の友達の問題行動の件で、自分なりに熟考してみたところ、詰まる所、子供は(特に小さな子供は) Personal Space Invader なんだな、という事でした。Personal Space は物理的な距離や空間だけでなく、精神的にも一歩踏み込まれると不快に感じる領域で、大人同士でも空気が読めない人や、色々な意味で適切な距離を保てない人とは自分自身、あまりお付き合いしたくないな... と日頃から思っていますが、相手が子供となると、空気が読めないのはデフォルトみたいなカチンと来る例も...結構ありました(^^;;

礼儀作法がしっかりしている子は、相手が子供でも大人でも Personal Space をむやみに侵害する事がないので、何の問題もなく一緒に時間や空間を共有できるのだと思います。そういう(所謂お行儀のよい)子は、他人の玩具を横取りしたり、他人の家の冷蔵庫を勝手に開けたり、他人の家の引き出しを上から順番に開けたりしないので、親も安心して家に招き入れる事ができるのだと思います。実は昨年あたりから、近所の子(約一名)の言動に非常にイラつく事があり、その子のご両親にも話せずに悶々としていたのですが、色々と考えてみたら、自分が犯した間違い(=叱るべき時に叱らなかった事)はまだ軌道修正可能な気がしてきて、次回は思いっきり怒るぞ! と決意を新たにした所です。やりたい放題を許してしまった自分にも非があると思うのですが、うちに来ると食べられるだけのお菓子を食べ、嫌いな色のキャンディーは部屋の隅に投げ捨てて行ったり、うちの庭にもお菓子の包装紙を平気で捨てて行く近所の子。靴を脱いでから上がってと言っても、無視して土足だったり... もし自分が同じ事を彼の家の庭先でやったら、きっと同じようにムッとするはずだと思うのですが、その子自身が Personal Space を侵害される事がどういう事なのかを理解しない限りダメなんだなと。親としては、自分の子だけじゃなく、そういった社会のルールを理解させるのも(あまり面白い役回りではないのですが)子育ての一環なんだな、と思います。


大人に比べるとどうしても興味本位で何でも触ってみたかったり、開けて見たがる子供故に Public と Private や Personal といった概念を明確に伝えるようにしていかねば、と思いました。下手に寛容な態度で自分の Personal Space への侵害を許していると、その子自体も、これで別に問題ないんだ、と思い込んでしまうので、そういう意味でも、最初が肝心なんだな、と思いました。大人でも興味本位でゴシップ好きなオバサンがいますが、正直そういう人には友達レベルとしては関り合いになりたいとは思わないし、事実そういう人には物理的に近寄らないようにしているのでこれまでに実害はほぼないのですが、子供というのは、自分が近寄らなくても向うからやって来たり(^^;; 日曜日の朝から遊びに来たりする Personal Space Invader なので、例えば、日曜日の朝(せっかくくつろいでる所を襲撃されたら)慌てて服を着て、対応するのではなく、ボサボサの姿で「ゴメン、まだ寝てるから」もアリなんぢゃないかと(笑)…ちょっと違うか(^^?
庭先を横切るだけでも Trespassing(=不法侵入)で銃で撃たれる事もあるアメリカなので、相手がたとえ子供であっても、冷蔵庫ぐらいいいじゃない? 引き出しだって開けるぐらい、いいじゃない(減るものじゃないし、物が盗まれていなければいいんじゃないの?)などという考えは、アメリカでは通用しない考えだな、と思います。他人の家の中は、Public Space ではなく、Private または Personal Space なので、相手が子供でも許可なく勝手に開ける事はいけない事だと自分の子供も含め、親は教えないといけないんだなと思いました。良識もあり、信頼できる子であれば、必要に応じて冷蔵庫から好きなドリンクやアイスクリームを持って来る "許可を与える" ようにすると思いますが、近所の子(約一名)に関しては、うちで遊ぶ時には冷蔵庫も戸棚も、押し入れも勝手に開けてお菓子を物色したりしないように、今まで以上に監視しようと思います。子供、とくにクソガキは、言わないと絶対に理解しない、という事を学びました。