2016年6月24日金曜日

夏休み 5日目:意外なモノが飛ぶという事実 Part 2 & オバマ大統領来訪

今週もあっという間に金曜日で、5 日間に渡る Junior Flight School(ジュニア フライト スクール)のクラスも今日が最終日。最終日の今日、ジャックが持って出て来たのはこの自作のグライダー。パッと見た感じではかなり地味な作品だと思ったのですが、実は今週一番の大ヒット作とも言えるグライダーだという事に、ジャックも自分もこの時点では全然気づいていなかったのは実に不覚でした(^^;; まさに、猫に小判のような手作りグライダーで、単純な構造ながら空気抵抗などエアロダイナミクス(空気力学)を考慮した素材といい、デザインといい、これはかなりすごかったです。
Mosquito Fly とジャックは呼んでいたのですが、後からインターネットで調べてみたら Mosquito Walkalong Glider(または単に Walkalong Glider)の名で知られるグライダーでした。微かな風でヒラヒラと舞うように飛ぶグライダーなのですが、秘密は素材にありました。
薄い紙のように見えるこの素材、実は発砲スチロールを薄くシート状にカットしたものをグライダーの形にハサミで切ったもので、紙に比べると半分以下の重さなのだとか。軽いだけでそんなに飛ぶものなのか? などと疑ってはいけませんでした。
軽いので風が少し吹いただけで数メートルぐらいいっきに上昇し、一瞬にして手の届かない所へ... なんかアニメでこういうシーンを見た事があるな~と思いながら見ていましたが...
上空の方がさらに風があるのか、どんどん飛んで行ってしまうジャックの手作りグライダー。手元を離れたヘリウム風船並みの上昇ぶりでした。
駐車場に向かって追いかけて行くジャックに危ないので追いかけないように!と言い、どんどん遠くへ行ってしまうグライダーを二人でずっと見つめていたら、グライダーは Museum of Flight の駐車場を越え、金網の向こう側に広がる King County International Airport (通称 Boeing Field =シアトルにある Sea-Tac 空港以外の国際空港です)へ飛んで行ってしまいました。
そのままどんどん飛んで行ってしまうのかも? と思って見ていたら、風が止んだのかヒラヒラと降りて来て Boeing Field の滑走路の脇に着地。金網一つ隔てた場所ながら、国際空港なので簡単に入ることもできず、金網越しに未練たっぷりにグライダーを見つめるジャックでした... が、この日はオバマ大統領が午後からシアトル入りするということで、帰りの交通渋滞が予想されていた上、ジャックは Cub Scouts のキャンプに夕方から参加予定だったので、悲しみに浸っている場合ではなくってよ!と、ジャックに言い聞かせ一路ベルビューへ。"オバマ大統領が来る" というニュースは朝からガンガン流れていたものの、大統領専用車の空港からダウンタウンシアトルまでの経路などはセキュリティ上一切明かされていなかったのですが、まっとうに考えると I-5 North (北方向)が渋滞するだろうと思って多くの人が南回りで迂回してくれたおかげ? で、実は金曜日の帰り道は渋滞ゼロで異例の早さで家に帰り着きました。帰りの車の中で、オバマ氏来訪にちなんで、大統領専用機(=Air Force One) は見た目は普通の旅客機でも、音速に近い速度で飛ぶ能力が備わっていたり(戦闘機並みらしい)普通の商用機が飛ばない高度での飛行も可能なように改造されているといったトリビアをジャックに話して聞かせたりしていました(^^)

ところで Walkalong Glider は子供から大人まで、サイエンスやエンジニアリングに興味のある人にはとても興味深いグライダーだと思うので、Sciencetoymaker.org (サイエンス トイ メーカー)のリンクを参考までに載せておきます。

How to Fly the Mosquito Walkalong Glider では主に飛ばし方を紹介していますが、上記のリンクのページには、発砲スチロールを自分で薄くカットする方法を紹介したビデオリンクなども含まれています(必見です^^)