2016年7月29日金曜日

夏休み 40日目: 早朝出発 Mt. Rainier 前編

水曜日に端を発し、木曜日には旦那にブチ切れ状態でプチ家出中の金曜日。家出中にネットで週末に空き部屋があるホテルやら、近隣の観光地の状況をチェックしていたのですが、色々と悩んだ末、金曜日は Mt. Rainier へハイキングへ出かけることにした自分。今回は一人(ソロ)なので、近年稀に見る早朝出発の Mt. Rainier ハイキングが実現(^^) 朝 7 時前には Puyallup(=Mt. Rainier まで 1 時間ぐらいの所にある街)のマクドナルドで朝食をとりながら(万が一山で遭難した時用に)まだ寝ているはずの旦那の携帯に一応行き先を連絡してからMt.Rainier へ向かいました。
金曜日は雲一つない快晴で、しかも平日の早い時間帯ということもあり Mt. Rainier National Park の Park Entrance まで渋滞も何もなく順調に到着(^^) 途中から Road Work (道路工事)のサインがしつこいぐらい出ていたので、Park Ranger の人に聞いた所、Longmire から Paradise までの区間で道路工事のため片側通行のエリアがあるとの事でしたが、早い時間(8 時頃)に National Park 内に到着していたので、道路工事はまた始まっていなくてラッキーでした(^^) でも Paradise のビジターセンターの駐車場は、既に 8 割ぐらい埋まっていて、これにはびっくり!!
午前中に SKYLINE Trail をハイキングし一時間ほどかけて Glacier Vista の少し先まで行登りました。途中から Park Ranger の人達と一緒に登っていて、彼らに Camp Muir まで行くのかと聞いたら、彼らはこの先もう少し上り、その後は別なトレイルを通って下山するとの事でした。「あなたはどこまで行くの?」と聞かれ、自分の Nike のジョギングシューズを指差しながら、この靴ではここが限界だから、自分はここで引き返すと言ったら、ここまででもとてもいいハイキングだし、よい決断だと言われ、自分は暫く雪の上で写真を撮ったり休憩した後下山開始でした。
アラスカクルーズの時にも思ったのですが National Park の Park Ranger の仕事は、給料や待遇は多分そんなによくないと思うものの、憧れの職業の一つだよな~と思いながら、カーキ色のユニフォームに身を包んだ Park Ranger の人達を見ていました。Mt. Rainier へはこれまでも何度も来ているのですが、今回は珍しい光景を目撃。歩いていたら誰かが、「滝の下あたり、ほら、あそこに人がいる!」と言っていて、え? 人? と思ってその方向を見てみると、小さな人影が列を成して歩いていました。
この写真は携帯のカメラで撮影なので、ちょっとわかりにくいかもですが(一眼レフを家に置いて来てしまったことをかなり後悔)、滝の右下あたり(写真の真ん中よりやや下のあたり)に見える人影が、プライベートのスキーツアー?(アドベンチャーツアー?)の一行と思われる人達でしたが、Park Ranger の人達も、あんな所に人がいるのは初めて見た、どこから降りたんだ? 危ない...と言いながら見ていました。なんかちょっと映画 Everest (2015) を連想させるものがあり、大丈夫かな~と思いながら暫くその一行を見ていました。
普段は一人で山に行って、怪我やら遭難やらで帰らぬ人にでもなってしまったら、ジャックも悲しむだろうし、自分がいないと色々大変だろうと思い、子供が生まれてからは一人で遠出するような事はほとんどなかったのですが、金曜日はお天気も最高で久々に独身時代に戻った気分で自分のペースでのハイキングを楽しみました。SKYLINE Trail は景色も素晴らしくとてもいいトレイルなのですが、2 年前にトレイルの上の方まで行って怖い思いをした事もあり、高所恐怖症の自分には相変わらず上に行くほど怖さが増すハイキングコースでした。
右側は断崖絶壁、左側は山の岩肌、目の前には雪道で、ここまでだな...と自然と悟り、この地点で Park Ranger の人達と別れました。大自然の中でただひたすら歩いていると、頭の中がクリアになり、旦那に対して日頃腹立たしく思っている事などを(イライラせずに)考える事ができたり、またきれいな景色を見たり、雪解け水が流れる音を聞いているだけで、とても幸せな気分になり、朝早くから Mt. Rainier に来て正解だったと思いました。今回のハイキングでは自分達夫婦が抱える(あるいは晩婚の夫婦が誰しも抱えている?)問題について改めて考えるのには実によい機会でした。
あとは、今回気づいたのですが、Gatorade(=ゲータレード)は水よりも全然効く!という事実。これまでハイキングにはボトル入りの水を 2 ~ 3 本持って来ていたのですが、麓のコンビニで Gatorade が安売りしていたので、2 本(合計 1 リットルほど)買ってそのうち一本持参で山に登ったのですが、これからは山に行く時には水ではなくて Gatorade (か類似品のスポーツドリンク)にしようと思いました。パフォーマンスが全然違い、一口飲む毎に電解質(Electrolyte)が体の中で効いている感じがする... と思った所で、まるでおバカ映画の Idiocracy (2006) みたいだと思わず笑ってしまいましたが、電解質はいかにも筋肉痛になりそうなハイキングの時にはよく効きます!
家族と一緒のハイキングでは、子供のペースに合わせたり、旦那のペースに合わせたり、いつの間にか他人のペースで歩く事に慣れていたせいか、自分のペースだとハイキングがこんなにもスムーズで楽だとは夢にも思っていませんでした。おかげで、旦那とジジャックが一緒だったら絶対に実現不可能なプランもサクっと実行でき、結果午前中 3 時間、夕方 2 時間の計 5 時間のハイキングを楽しみました(^^) この後家に帰って(← 夜は一応家に帰ったのでした^^)体重を測ったら 4 lbs(1.8 kg ほど)痩せていてニンマリ。ところで、計 5 時間のハイキングですが、昼過ぎの一番暑い時間帯は、Paradise Inn で休憩しながら、午前中のハイキングで撮った写真をラップトップにコピーしたり(携帯も入らないし、インターネットの無料サービスもない状態ですが、Paradise Inn のロッジ内にはテーブルやデスクと電源があるので携帯電話の充電やら、暇つぶしには便利でした)写真を選別(ピンボケ写真の削除等...)したりしているうちにあっという間に 2 時間ほど過ぎ、夕方から Reflection Lake へ、片道 1.7 マイル(約 2.7 km)のハイキングに行って来ました(^^) Reflection Lake への道は長い下りの後、ひたすら上りという道で、途中、自分と蚊と、アブ? と野鳥ぐらいしかいないという区間もあったのですが、実はこのトレイル、道路に近い所を通る箇所があり、もし一人でハイキング中に足をくじいたり、遭難しかけたり? しても、そんなに人里離れているわけではないという事を知りほっと一安心。途中で Trail map を片手に道に迷ってる風の一家(← どこまで行っても Paradise Inn に辿り着けず不安だった模様)とすれ違った時に、「この先に Paradise Inn はありますか?」と聞かれ、「この先にある橋を渡って、標識を右に曲がったら、後は一本道で Paradise Inn に戻れますよ(^^!」と教えてあげたのですが、右に曲がった後が果てしない上り坂だという事は、疲労と不安と安堵の表情が入り混じった家族の皆さんの顔を見ていたら言えず、「あとほんの 0.6 マイル(1km 弱)程ですから...」とだけ伝えてその場を去りました(^^;;


金曜日のハイキングの気づきですが... 

  • Gatorade は水よりも効く!
  • Paradise Inn への道は平日は午前 9 時以降は工事で片側通行アリ。早目に行くべし
  • 他人のペースではなく、自分のペースで行くハイキングは楽しさ 10 倍ぐらい
  • SKYLINE Trail の雪道は滑らない靴で行くべし
  • Paradise Inn ‘から Reflection Lake は途中で道路に近い場所を通る
  • 虫除けは絶対に必要!

といった所でした。虫除けスプレーを持って来なかったのは実に不覚でした(><)蚊だかアブだかが、トレイルの途中から耳元でブーン、ブーン、ブーンとずーっとついて来てかなり苦労しました。