2016年8月31日水曜日

夏休み 73日目: オレゴンへ家族旅行 ~ Van's Aircraft 工場見学ツアー

5 泊 6 日のオレゴン旅行最終日にして、夏休みの最終日でもある 8 月 31 日は、ホテルでの朝食の後、旦那の希望で Van's Aircraft の午前 9 時半からの工場見学ツアーに行って来ました。この工場は Kit Plane(=Homebuilt aircraft、キットプレーン、自分で組み立てる飛行機)の工場で、その業界では結構有名な会社なのだとか。NASA にも部品を提供していたり、また地元の高校生達とボランティアの大人達の手で飛行機を組み立てたりと、飛行機への情熱溢れる会社な模様。
旦那は若かりし頃パイロットになりたかったらしく、そんなこともあり、ジャックにもパイロットになることを日頃から勧めているのですが... 子供らしい夢として、ジャックも将来はパイロットか、野球の選手になりたい、と今の所は言っています。自分的には、大型の商用機のパイロットじゃなくても、ヘリコプターでも小型機でも、自分で組み立てるキットプレーンでも、ジャックが大人になったら、飛行機のライセンスを取って旦那を乗せてあげれば、それで旦那の夢も叶っていーんぢゃないの? と思っています。 
旦那の話では、空を飛ぶ事を夢見る少年がいつしかオッサンになり、定年退職後に Kit Plane を組み立て、自作の飛行機で空を飛ぶ夢を叶える... というパターンか、空を飛ぶことを夢見る少年がいつしかおっさんになり、定年退職後に Kit Plane を組み立て始めるも、ようやく時間ができた頃にはかなりの年寄りになっていて、完成する前に本人が亡くなってしまい、未完の Kit Plane がネット上で売られていたりする事もあるのだとか... 
飛行機の組み立てには、一から組み立てる Standard(標準)キットと、QB(クイックビルド)キットを使った二通りがあるそうで、QB キットを選ぶと組み立てに必要な時間を半減できるとの事。仕事をしながら組み立てると、2 ~ 3 年ぐらいかかり、フルタイムで毎日組み立て作業をしたら(作る機種にもよるらしいですが)数ヶ月~ 半年ぐらいで完成する模様。旦那曰く、キットプレーンを組み立てる人達は、組み立てと並行して飛行機のライセンスを取りにフライトスクールに通ったりするとの事。
一つ年下の旦那も来年は 50 の大台に乗るので、人生で叶えたい夢に向けて、そろそろ着手しないと死ぬまでに夢を叶えられないと真剣に思い始めているようなのですが、自力で叶えなくてもいい夢というのもあるんぢゃないの? と、空を飛ぶ夢に関してはあくまでも、ジャックがパイロットになれるように学費のサポートに力を注ぐ法が現実的だと思う自分(^^;; 地元にはボーイング社もあり、夏休みの Aerospace Camp といい、環境的にはパイロットになれそうな道が旦那よりもジャックにはありそうな気が...
Aerospace Camp に行っていたジャックは、サマーキャンプで習って来た航空関係の専門用語を使って質問をしていたりして、旦那も自分もちょっぴり誇らし気な気分を味わったり(^^) 週に $300 以上もかかるサマーキャンプなので、$300 分ぐらいの知識を蓄えてくれなきゃ~と思っていたのですが、ひょんな所でその片鱗を見る事ができて嬉しかったです(^^;;
工場見学ツアーの最後は Van's Aircraft の主力ラインアップの実機見学。飛行用のライセンスを持っている人にはテストフライトのサービスも提供しているとの事。ガイドのおじさんと旦那が何やらディープな会話を交わしている間、ジャックは気に入った飛行機の操縦席に乗り込み、Flap(フラップ)を動かしたりしていて、オイオイっ、間違っても飛行機を壊さないでよ~>ジャックぅ~と思いながら写真を撮っていた自分(^^;;
この二人、夢中になるとマミーの存在を忘れ、二人っきりで楽しんでいて、自分も操縦席に乗ってみたいぞ~! と思いつつも、ニコニコしながら二人の写真をひたすら撮影。そのうち旦那も自分の存在に気づき、ジャックに飛行機から降りるように言い(← ジャック的にはなぜボクが追い出されるんだ~!? と、少々不満を漏らしつつ)自分もキットプレーンの操縦席をようやく体験。 
中は意外にも快適。シートも快適、レッグスペースも十分あり、狭い所に押し込められている感はゼロでした。同じ二人乗りでも、隣同士(side by side)に二席のデザインと、前後で二席のデザインがあり、旦那に「どっちのタイプがいい?」 と聞かれ、燃費が良いのはどちらか? と聞いたら前後二席のタイプの方がよいらしいのですが、購入客に人気なのは隣り同士のタイプとの事。
ガイドの人の話によると、飛行機のメカニズムは何十年経ってもそんなに中身は変わっていなくて、ラジコンの飛行機を組み立てるのとキットプレーンを組み立てるのは大きさの違いこそあれ、基本は同じで、実は誰にでも組み立てられるとの事でした。一方計器などのエレクトロニクス系は毎月のように改良版がリリースされているとの事。ディスプレイとして iPad をそのまま装着するタイプもあるのだとか... 世の中は技術のおかげでなんでも簡単に操作できる方向へ向かっているんだなぁ... と思いました。
ところで、旦那ほど飛行機や空への思い入れはない自分なのですが、この工場見学でもふと思ったのが、父親の存在意義。自分だけだったら Van's Aircraft の工場見学なんぞ行こうとも思わないのですが、旦那の趣味のおかげで、ジャックにとってはまた一ついい経験になったのではないかな^^? と思いました。
午前中の工場見学の後は、曇り空の Portland を後にし、一路シアトルへ。車で約 3 時間の距離で、夕方までには余裕で家に帰れる時間。ジャックは明日、木曜日から新学期。旦那は Labor Day の 3 連休明けまで夏休みなのでもう暫くのんびりできる予定です。