2016年9月26日月曜日

Cub Scouts 今年度初のミーティング & クリントン氏対トランプ氏初討論

月曜日の夜は Cub Scouts の今年度初のミーティングと、クリントン氏対トランプ氏の初討論会のライブ中継がほぼ同じ時間帯にあり、討論会の続きが見たいぞ!と思いつつ、ジャックを連れて Cub Scout のミーティングへ。今年度の Cub Scouts はこれまで色々なイベントを企画・運営してくれていたスカウトマスターやスカウトリーダーの子供達が上級生になり、来年 3 月にボーイスカウトに移行するのに伴い、スカウトマスターやスカウトリーダーの役職が下級生のお父さん達にバトンタッチとなり、近所の D 君のお父さんが新たなスカウトマスターとして頑張っていました(^^)
リトルリーグもそうでしたが、Cub Scouts もお父さん達のボランティアがあってこそ成り立つ世界で(お母さんが頑張っている家庭もありますが)、子供達が毎回楽しい時間を過ごせるのは、主に父親達のボランティアのおかげだな~とありがたく感じます。うちの旦那もリリース前の忙しい時期を除き、Cub Scouts のミーティングがある日は夕方 6 時半頃までに家に帰るようにしてくれているので助かっています。子供が小さかった頃はお母さん同伴でもそんなに違和感がなかったのですが、さすがに 4 年生ぐらいになると両親揃ってミーティングにやって来るのはちょっと過保護な感じかな? と思うのですが、月曜日は年度始めの会費徴収やら、親も含め、新旧メンバーの顔合わせや挨拶などもあり、両親揃って来ている家庭も多かったです。この日は、新たにスカウトマスターになった D 君のお父さんと、ジャックのクラスメートのお父さんが中心になって、子供達みんなでゲームをして遊びましたが、梱包用の幅広なテープをグルグル巻きにして作ったボールに貼りついているお菓子を 30 秒以内にどれだけ取れるか? というゲームで、傍から見ていてもかなり腕力がいるゲームでした。最終的にはあまりにもテープが剥がれないのでポケットナイフでボールのあちこちに切り口を入れて剥がれやすくしてあげていましたが、男の子達はみんなキャンディーやらちょっとした小物(キャンディーがそんなに好きではないジャックはプラスティック製の呼子笛を)を手に入れて喜んでいました(^^)

うちのグループ(Pack)は先代が近隣の支部から独立して作ったグループで、ジャック達の世代や年下の新メンバーが増えないと今後の存続が難しくなるからか、小学校の PTA ウィークリーニュースやら、小学校の入り口に勧誘の看板がいつの間にか取り付けられていたり、見えない所でもスカウトリーダー達が頑張ってくれているんだな~と思いました(^^)

さて、家に帰り着いた頃にはすっかりヒラリー・クリントン氏対ドナルド・トランプ氏の討論会も終わり、ニュースキャスターやコメンテーター達が色々と感想を述べていたのですが、結論から言うと、ヒラリー氏の圧勝だった模様。討論の様子を全部見たわけではないのですが、自分が思うに、トランプ氏のアドバイザー達はトランプ氏の暴走やハチャメチャ発言を抑制する事だけに気をつかい過ぎて、ヒラリー氏に討論で勝つための戦略を練りきれなかったのではないか? と思いました。ニュースの解説では、トランプ氏は最初の 30 分間は力強かったものの、後は全然防御に回っていてダメだったと言っていて、逆にヒラリー氏は終始、「これがプロの政治家の弁論よ!」とでも言いたげな自信に満ちた態度で第一回目の討論会を制したという見方が強いようです。自分はクリントン氏が「ちょっと待って。今ドナルドは私が討論会の為に準備をしてきた事を批判しましたね? ねぇ、知っている? 私がその他に何の準備をしてきたか。私は、大統領になる準備をしてきたのです!」と発言した部分はテレビで見ていたのですが、トランプ氏が何と発言したのか、その部分を聞いていなかったので、クリントン氏がそのパンチライン(="大統領になる準備をしてきた")を放つ瞬間だけを見て、うわ~っ!すごいな!この人!と正直思いました。でもその "すごいな!" は彼女への賞賛の気持ち、と言うよりも、プロの政治家のやり方のお手本のような、なんと口の上手い人、狡猾な人なんだ!? という思いでした。多分彼女だけでなく彼女のアドバイザー達がこういったパンチラインも用意しているのだと思いますが、今日はその台詞を言い放つのが目的だったのかもしれない、というぐらいお見事でした。そしてその時のトランプ氏の反応ですが(彼の表情や仕草から)"I'll give you that..." (やるな、これは一本取られたよ)、という風に自分には読み取れ、その時点でほぼ勝敗が決まったのでは? と思いました。所詮選挙権のない外国人の戯れ言ですが、今回の討論会を見ながら、ヒラリー氏への、"計算高くて信用できない" イメージが自分の中ではかなり膨らみ、なんとなくスッキリしない気分でその後のニュースを見ていました。ドナルド・トランプ氏に肩入れするわけでないのですが、今回の討論で、彼がうまく伝えきれなかったものの、30 年間政治家をやってきた経験や実績を盾に雄弁に語るクリントン氏に、30 年も政治家をやっていても何も変えられなかった人が大統領になっても何も変わらない、と、政治家による政治家のための政治ではダメなんだというあたりを、もっとうまくアピールできたら、ビジネス畑のトランプ氏にももう少しポイントが入ったような気がします。「私は、大統領になる準備をしてきた」という言葉の端々に、私は、アメリカ史上初の女性大統領になるのよ!そして歴史に名を刻むの!という彼女個人の隠された野望が見え隠れしているというか、そういう所が、純粋にアメリカを良くして行こう!この国を変革して行こう!という大統領本来の目標とはちょっと違うような感じがしてしまうのは自分だけではないから、彼女の事を"計算ずくで信用できない" と思う人達がアメリカ国内にはたくさんいるのだろうと思います。そういう点では、トランプ氏を見ていると、もちろん、彼も大統領になって最高権力を握りたいと思っているとは思うのですが、外敵には厳しく、自国の利益になる事にもっと力を入れ、言い方は悪いですが、この際外国人なんてどーでもいい、特に不法入国者はみんな国外に追い出して、メキシコとの国境には(メキシコ政府負担で)壁を作ろう!と、なんとも幼稚な発想ながらも、彼自身が大統領になって偉くなりたいというよりも、アメリカを変えたい!という気持ちの方がクリントン氏よりは多少前面に出ているかな? と。ただ、ボスキャラ対決のような、このレベルでの討論会では、もはや勢いだけでは勝つことはできず、狡猾に、色々な駈け引きにも巧みに勝ち続け、相手を丸め込み、言いくるめる事ができなければ、クリントン氏が順当に当選する結果になるのだろうな... と思いました。今回は実に残念な結果に終わってしまったトランプ氏でしたが、大統領というポジションはそんなにたやすく手に入るものではないという事を今回の討論会で彼も学んだのではないかと思います。一発逆転大ホームランという言葉が好きな自分は、心のどこかでトランプ氏がすべての逆境を乗り越える様を見てみたいと思っているのかもしれません。というわけで、次回の討論会では、プロの政治家と互角にやり合えるよう戦略を練り直して出直して来てほしいトランプ氏でした。