2016年10月17日月曜日

均衡保持へのあがき? それとも嫌われ者大王への抵抗なのか?

今年のアメリカ大統領選はもぅ既に(ヒラリー・クリントン氏の勝利で)終わっている... と多くの人が思っていると思うのですが、女性蔑視な痛いスキャンダル発覚以来、トランプ氏にスカートに手を入れられた、や、胸を触られた、という(かなり高齢の女性も含め)被害者がテレビのインタビューに出ていたり、とトランプ氏は劣勢どころかもぅホントに終わっている感がかなり漂っていました。日曜日にノースカロライナ州の共和党(GOP)の事務所に火炎瓶が投げ込まれ、オフィスが燃えるという事件がありましたが、それすらも "大事件" と言えるのに胡散臭さが充満していて個人的には大事件に思えない事件でした。そもそもヒラリー氏側はもう勝ったも同然だと思うので、いちいち共和党の事務所なんぞ襲う必要もないのに、と思うとまさか自作自演? やら、それとも純粋にトランプ氏を嫌う人(達)の仕業なのか? 等々、なんとも胡散臭い事件でした。でもこんな事件で同情を引けるほど大統領選は甘くないはずだと思っているところへ、なんだか周囲がざわついているのは面白いなと思った月曜日。昨年からこの一年間、自らのスキャンダルで墓穴を掘るまでは、トランプ氏の発言や Tweet やら、討論の様子など、テレビに出れば高視聴率男のようなトランプ氏でしたが、最近では朝刊の一面に政治以外のニュースが載っていたり、トランプ氏関連の記事の見出しのフォントが 1 サイズ小さくなっていたりして、彼を大統領候補として有力視する事はなくなってしまった... と、選挙権のない外国人の自分ですら肌で感じていたのに、なぜかスキャンダルまみれなトランプ氏を支援するようなコメントやら、ヒラリー氏がいかに信用できない人物であるかを追及する声が上がっていたり...

そんなニュースを見ながら思ったのは、これは民主主義の国アメリカの均衡保持へのあがき? なのか(一種の自浄作用なのか?)と思った自分。要は、このままヒラリー氏が勝ってしまうと(というかもう勝ったも同然なのだと思いますが)、民主党の時代がさらに続く事が決定で、共和党としてはそれだけは許せんっ! と思う気持ちが強く、トランプ氏が候補なら、もぅ彼しかいないから後押しするしかないだろーっ! というモードにやっとなってきたのか(そうではない議員も多々いますが)、または民主主義の国で、選挙をする前から勝敗が見えている状態に、なんだかそれも変だと思うのか? 選挙になっていない選挙は選挙じゃない、と思うのか? ここへ来て、嫌われ者同士でも、正々堂々と嫌われ者大王決定戦をやって欲しいということなのか? またはヒラリー氏を嫌う人達はとことん彼女が嫌いで彼女がすんなりと大統領になるのが許せないのか... 等々... 余談ですが、女性関連のスキャンダルで撃沈状態のトランプ氏が、クリントン元大統領(旦那さんの方)に若い頃にレイプされたという女性(現在では太めの年配の女性)を前面に押し出して反撃している姿には、うーーーーん、それは目糞鼻糞かもーーーと思いつつも、ビル・クリントン氏はヒラリー氏にとっては最悪の夫だろうな~と思いました。大統領になる前から浮気癖があったそうですが、在職中に発覚したモニカ・ルインスキーとの件の後、任期が終わりほとぼりが冷めた後に離婚すればよかったのに... と思わずにはいられないヒラリー氏。女性の権利や地位向上に貢献して来たという彼女なら、そんなダメ男とはたとえ大統領経験者でも離婚するぐらいの心意気があってもよさそうな気がするのですが、そうではない所に、"政治家" としての彼女の下心が見え隠れする気がして共感できないヒラリー氏でした。でも自分は所詮選挙権のない外国人なので、ヒラリー氏が好きでも嫌いでも単なる外国人の戯れ言ということで... 大統領選挙まであと 21 日。