2016年10月9日日曜日

既に終わった感が充満の今年の大統領選(ーー;

先日行われた副大統領候補者二名による討論会で、ドナルド・トランプ氏が選んだ副大統領候補のマイク・ペンス氏(Mike Pence)がしっかりとした回答ぶりで、ヒラリー・クリントン氏の選んだティム・ケイン氏(Tim Kaine)よりも全然副大統領にふさわしい器を見せていたというのに... なんとも残念、なんたる失態!なトランプ陣営。先週末に突如トランプ氏の過去のスキャンダル発言がメディアで大々的に流れ、実質大統領選は終わったような状況(クリントン大統領に決定だな、と)になってしまい、今日のクリントン氏対トランプ氏の第二回目の討論会はもはややっても無駄な討論会のように感じました。

先日の副大統領候補の討論会で実力の片鱗を覗かせたマイク・ペンス氏を大統領候補にした方がいいんぢゃないか? と言われるほど、相手の話を遮ろうとして(視聴者から見ると非常に苛つく手法に徹していた)ウザいだけでなくダメぶりを露呈したティム・ケイン氏でしたが、せっかくのマイク・ペンス氏の健闘もトランプ氏の過去の言動ですべてが水の泡になってしまった感じがして気の毒にすら感じました。

このタイミングでトランプ氏の昔のビデオテープが出て来たのは、どう考えてもヒラリー陣営側のトランプ崩しの画策が功を奏したのだろうな、と思うのですが、今回ばかりはトランプ氏も、捏造だとか策略だとか、そういう言い逃れはできない状態で、彼にしては珍しく平謝りモードで謝罪のメッセージを繰り返していますが、うーん、残念だけど、今年は実質候補者一人で、選挙も何もあったんもんぢゃない、という結果になりそうな気がします。スキャンダルと言えば、ヒラリー・クリントン氏の夫で、元大統領のビル・クリントン氏も、在職中に起きたモニカ・ルインスキーとの不倫騒動の一件やら、その他にも 12 年間も付き合っていた愛人がいたり、と、そちらも負けてはいないのですが、
トランプ氏の場合、日頃の言動やら、彼をいまいち好きになれない、また受け入れられない、という人達に、彼を嫌う決定的な理由をまた一つ与えてしまったような醜聞でした。トランプ氏が、
将来政界に進出しようと思っていたのなら、あんなスケベおやじ丸出しな会話をビデオに撮られたりしないように多少注意を払うべきだったと思うのですが、お金持ちでテレビにも出ていてスター(って柄ではないのですが)なら、何をしても OK みたいな事を心底信じている様子や、気に入った女性にはキスを迫ろうとしたり、既婚の女性だろうが思いのままにできると豪語する姿はあまりにも痛すぎました。今は改心して、もう昔の自分ではない、と主張しても、今回の件「大統領になるにはふさわしくない人間」のレッテルを貼られても文句は言えないほど彼のキャンペーンにとっては大きな痛手になっている模様。もうちょっと白熱した戦いが見られるかな? と思ったのですが、これはもぅ奇跡でも起きない限り女性初の大統領に決定な気がします(試合の前に結果がわかっているような優勝決定戦というのは、見ている側にはちょっと残念)。

そんな事もあって、今日は冒頭から謝罪モードのトランプ氏と、大統領の椅子はいただいたわ!なクリントン氏の第二回討論会でした。