2017年1月31日火曜日

米国のニュースより ~ Boy Scouts がトランスジェンダーに関するポリシー変更を発表

アメリカ国内で、トランプ大統領関連以外のニュースで一番大きなニュースだったのが、Boy Scouts のトランスジェンダーポリシーの変更のニュースでした。ボーイスカウトはゲイのスカウトメンバーの加入を数年前に認めるようになりましたが、ゲイのスカウトリーダーが認められるようになったのは割と最近の事だったと記憶しています。そして今回トランスジェンダーのメンバーの加入を認め、出生時の性別にかかわらず、社会的に "男子" と見なされる子供だったら加入できるようになりました。このポリシー変更のきっかけになったのが、ニュージャージー州に住む 8 歳のトランスジェンダーの男の子なのですが、Cub Scouts に加入していたら、出生時に女児だった事が原因で Cub Scouts から除名されてしまい、その事に対して人権の侵害と不服を申し立てた結果 Boy Scouts of America (BSA) はトランスジェンダーの子供の Scouts への加入を認めるというポリシー変更を発表したのでした。

この決定に概ね好意的なコメントが寄せられていて、自分もこれが時代の流れなのだろうと思っている一人ですが、中には性転換は神様が作り与えた体に対する冒涜だと厳しく批判する人もいて、Boy Scouts までトランスジェンダーを受け入れるなんて、信じられない、や、これまでは支援して来たけれど、もうこの団体は支援しない、などという投稿もあり、差別や人権侵害には敏感な国アメリカですが、必ずしもアメリカ人の誰もがこのポリシー変更を歓迎しているわけではないんだな、と思いました。自分も昔は性転換手術をしてまで性別を変える人の気持ちが理解できなかったり、高額な手術費用さえ払えば性別すらも変えられるという所に、それこそ神の領域への挑戦のようで、そこまでして生まれ持った体を変える必要があるのだろうか? と思ったものでしたが、アメリカでトランスジェンダーの人達のドキュメンタリー番組などを見たりしているうちにだいぶ考え方が柔軟になった気がします。それでも、女性に生まれたけれど、男性になりたくて、男性になった人が妊娠をして子供を出産した... みたいなニュースを見ると、何だそりゃ~(;´Д`) と思う事も...

ちなみにニュースでは、そのニュージャージーの 8 歳の子は、トランスジェンダーを認めなかったスカウトリーダーが辞任しない限り、除名されたスカウトのグループには戻らないだろうとの事で、最終的には別なグループに参加する事になるだろう、と言っていました。