2017年2月14日火曜日

2 月のまとめ: ER 訪問から検査入院になった今年の風邪の嫌な後遺症(T_T)

やっとブログを更新できるぐらいに復活しましたが、今回の風邪では、年を取ると風邪如きでも命取りになり得る...と痛感した風邪でした。先のブログにも書きましたが、風邪の諸症状とひどい頭痛に悩まされ、ER 訪問からそのまま検査入院になった自分でしたが、お医者さんも自分(達)も病状から風邪ではない病気なのでは? とそこが一番の心配でした。
血液検査、尿検査、心電図、CTスキャン、MRI、脳脊髄液の検査(Lumbar Puncture)等で、脳腫瘍、脳梗塞、心筋梗塞、クモ膜下出血、脳血栓や動脈硬化など、考えられる病気(で緊急に治療が必要な病気)の可能性を一つずつ排除して行った結果、結局検査ではどこも悪い所は見つからず、強い頭痛薬を処方して貰って退院の運びとなったのですが...
頭が割れるように痛いだけだったら ER に日曜日に出かけず、月曜日まで待っていたと思うのですが、実は日曜日の朝に、舌の右半分がうまく動かせない事に気づき、喋る事は普通にできるものの、食べ物を噛んで飲み込もうとすると舌の途中に食べ物が留まってしまい(まるで脳性マヒの患者のような食べ方になり)さらに舌を動かそうとすると異様に疲れてしまうという状況で慌てて ER に駆け込んだのでした。
お医者さん言われ舌を出すと、自分の舌が右側に大きく曲がってしまうのを見た先生が、脳関係の病気かもしれない?と、CTスキャンと MRI をすぐに指示してくれて、旦那も自分も「脳腫瘍かも?」と緊張しながら検査の結果を待っていたのですが、CT の結果はすぐに出て、問題なし、との事で少し安心し、MRI の結果待ちとなりました。昔のコメディ映画 Kindergarten Cop (1990) の一シーンで、アーノルド・シュワルツェネッガー扮する Mr.Kimble が「I have a headache.」と言ったら子供が「It might be a tumor.」と言い、Mr.Kimbleがマジ切れ寸前な状態で「It's not a tumor! 」という名シーンがあるのですが、脳腫瘍じゃなかったら「It's not a tumor!」と言いたい! と言っていた旦那は、検査の結果に安心して、「It's not a tumor!!」と言って喜んでいました。それでも検査と検査の結果待ちの間も頭はガンガン割れるような痛みで、自分の人生の中でもお産の時の陣痛(お産自体は無痛分娩だったので全然痛くなかったのですが)に次ぐ痛さで、一体何が原因でこんなに頭が痛くなるのだろう?と思いながら、痛み止めにモルヒネを投与して貰ったのですが、「胸のあたりが一瞬熱くなるけれど、大丈夫だから」と言われ、モルヒネ初体験の自分にとってはそれすらもドキドキな体験でした。モルヒネの効果が 2 時間ほどで切れた後、夜は強めの頭痛薬(経口薬)を貰って飲んだら、その薬がよく効いて朝まで寝られて助かりました。朝になったら、舌がもっと麻痺して喋れなくなっているのではないか? という漠然とした恐怖感があったので、目が覚めたらまずは舌を動かしてみたのですが、前日よりも舌の動きが鈍くて、ER に来た当初よりも喋るのが難しい(=英語の H と F と S の発音がうまくできなくなっている)状態でしたが、完全に麻痺している感じではなかったのと、前日のお昼以降、点滴と ER に持って来た Gatorade(=スポーツドリンク)だけでさすがにお腹が空いたので、朝食を注文。最近の病院では朝食は自分で好きなものを内線で注文したら届けてくれるシステムなのか~と、そんな所に感動したり(^^;; 朝食にはハムとチーズ入りのオムレツを選んだのですが、半分動かない舌で恐る恐る食べてみると、口の中の左半分を使う限りは問題なく食べれるのですが、食べ物が舌の真ん中や右側に行ってしまうと、飲み込む事もできず少しむせかえってしまいましたが、無事に完食。普段なら 5 分もあれば食べられる量を、20 分ぐらいかかって食べ終わりました。朝食を食べながらふと、顔の半分の神経が動かなくなってしまった古い知人の事を思い出し(その人は確か一年ぐらいかかって完治していた模様)自分もひどい頭痛のせいで脳の神経がダメージを受けて舌の神経が麻痺してしまったのかも(シクシク)とベッドの上で思いました。今日現在、頭痛の症状や風邪の症状はほぼおさまったものの、軽度のスピーチ障害のような状態が続いています。ジャックの友人のお母さんと英語で立ち話をしていた時も、"なんだか喋り方が変" だと思われても仕方がないぐらいの話しぶりで、自分的にはかなり悲しい状況です(T_T)

ところで入院していた近所の病院はジャックを出産した馴染みのある病院でもあり、実に快適でした。インフルエンザの検査でインフルエンザではない事が判明していたので(感染の恐れがある病人は個室との事)ER のベッドから夜中に相部屋(二人部屋)に移ったのですが、月曜日の深夜早朝の午前2時頃に二人目の入院患者が運ばれて来て、病院ってやっぱり忙しいんだな~と思いました。隣に入院して来たのは、バーバラと呼ばれる黒人のおばさんで、そのおばさんと看護師さんとのやりとりがコメディ映画のようで人知れず笑っていた自分でした。

1時間近く MRI で検査してもどこも悪い所が見つからなかったので、最後は脳脊髄液の検査になったのですが、これは背中から針を刺して脳脊髄液を取るもので、運が悪い人は後々腰痛に悩まされたりすると聞いている検査だったので一番ドキドキしました。熟練の技師が脳脊髄液を採取してくれる事になっていたのですが、自分の体がアメリカだと子供サイズで小さいからか? 背骨の間の隙間から上手く液を採取するのが難しいということで、レントゲンで背中を見ながらピンポイントで脳脊髄液を採取する方法があるから、ということで、その検査は日曜の夜から月曜日の午前中に持ち越しになりましたが、レントゲンを使っての方法にして貰ったのは本当によかったと思いました。結果的にはクモ膜下出血も感染症の疑いもなく、月曜日の午後 3 時過ぎに退院となりましたが、それまでの間、ジャックと FaceTime でビデオチャットをしたり、病室のテレビを見たりして過ごしていました。

先週の月曜日も 38 度以上の熱でフラフラの旦那でしたが、近所なので病院まで迎えに来てくれて助かりましたが、旦那はその後丸々一週間会社を休んで寝込んでいました。症状はほぼ自分と同じで、最初に熱が出るものの、熱自体は 3 日もすると完全に下がり、風邪の諸症状が続くというものでした。旦那はこの一週間で 10 lbs(約4.5kg)痩せたと言ってちょっと自慢気でしたが、今回の事で思ったのは、50歳以上の人の病気への抵抗力は20代の頃の半分というのは本当なんだな... ということでした。多分同じ風邪でも若い時にはこんなにはひどくならかったのだと思いますが、今回のように風邪がきっかけで頭痛が始まり、その頭痛があまりにも長期に渡ったので、体の他の部分(自分の場合、舌の右側)にダメージが出てしまったのだと思っています。この一週間以上の症状から、最初に受診したクリニックの Sinus Infection(急性副鼻腔炎)は正しい診断だったのだろうと今は思います。今後は鼻詰まりや Sinus Infection で起きる頭痛はひどくなる前に薬を飲むようにしようと思いました。

ちなみに頭痛がひどかった時に、素人なりにも血栓、脳梗塞、脳腫瘍などの可能性を考え、アスピリン系の頭痛薬を飲んでいました。アスピリンには血栓を溶かす効果があり、市販のアスピリン系頭痛薬でも命拾いやら病後に後遺症が残らずに済む例が数多く報告されているので、家に常備しておくと何かの時に役に立つ薬だと思っています。ただ、これまでこんなに長期的(一週間ぶっ通し)にアスピリンを飲み続けた事がなく、一週間後ぐらいから、なんとなく胃が二日酔いの時のような感じ(肝臓が疲れている感じ)がし始めたので、頭痛が多少残っている状態でもビタミン剤以外のすべての薬を止めたらだいぶ胃や肝臓の違和感がなくなりほっとしました。

舌が一部動かない症状は、目に見えてよくなっている感じではないのですが、入院中は舌の先で右の頬の内側を触ることができなかった(舌をうまく動かす事ができなかった)のが、最近では左右の頬の内側を舌の先で触る事ができるぐらいには回復しているので、もう少し時間をかけて様子を見て行こうと思います。舌がうまく動かない事によって英語や日本語の発音に影響が出ているのがなんとも残念なのですが、もしこの症状が "障害" として今後も残るようであれば、スピーチトレーニングなどのリハビリで対応していかねばかも? と思っています。ジャックや旦那も、自分の喋り方が明らかにおかしいので、半分心配、半分笑っているのですが、ちゃんと喋れないというのも立派な身体障害だなぁ... と気分的にはかなりブルーな今日この頃です。来週の今頃には少しは良くなっていますよう...