2017年7月24日月曜日

夏休み 29 日目 ~ Summer Ball 第 5 戦目 & 実際はかなり辛い「タッチ」な世界

夏の間、5 週間だけのお気楽野球も半分終了。夏がどんどん終わって行く感じなのですが、四球で出塁してホームに帰還するも、相変わらず三振を食らいまくって打点低過ぎな状態のジャック。コーチにも、このスランプを脱出するいい方法(おまじないでも何でも)、ないっスかね? と聞いたりしたほど (ちなみにコーチ曰く "バッティングセンター") との事でした。
これまでの試合を観ながら、ジャック同様にいまいち打撃がパっとしない子が数人いるのですが、そのうちの一人が、双子の男の子の一人で、見ているとちょっと切なくなってしまうのでした。この双子君達、実は去年も夏の野球 (Summer Ball) で同じチームだったのですが、今年自分の目に止まったのは、双子のうちの一人が黄色いヘルメットを被っていたからでした。黄色いヘルメットは、春のシーズン終了後にあるオールスター戦の選抜選手だけが被れるヘルメットで、明らかに双子のうちの一人はオールスターチームのメンバーに選ばれていた模様。二人のプレーを見ていたら、黄色いヘルメットの方は、ピッチャーもこなし、打撃もここぞという時にヒットを放ち、観客席にいる両親も満足気に見守っているのですが、もう一人の子の方は、ジャック同様、なんでそのど真ん中のボールにバットを振らないのだ~っ!!という感じで、三振になる度に両親から漏れる溜息が、まさに自分と同じ状況 (親よりも子供の方がガッカリしているのはわかっているのですが、つい ”惜しいな~っもぅ~” と思ってしまう自分)。バッターボックスから帰って来る打てない方の双子君を見ると、なんかもぅ~辛そうなのです。ジャックとの違いは、また打てなかったよ、パトラッシュ... と一瞬落ち込むものの、次の打順まではケロっとしている(むしろ、同じピッチャーのままだったら、次の打順に向けてもっと考えて欲しいぞ! と思う)のですが、双子君を見ていると、華々しく活躍する双子の兄弟のせいで、余計に落ち込む... といった感じ。ホームインして、嬉しそうに親と話す双子君と、三振でベンチにいる間、双子の一人が近くにいない時を見計らってお母さんとボソボソと話すもう一人の双子君。コーチも言っていたのですが、こういうのって運動能力云々よりも、精神的なものが大きくて、緊張せずにのびのびプレーできるかどうか、のその一点にかかっている事が多いので、他人事ながら、見ていてもどかしくも切ないな~と思うのでした。二人ともいい選手だと思うのですが、片方が少しだけ実力が上な故に起きるこの状況、「タッチ」のカッちゃんが長生きしていたら、だいぶ苦悩したんぢゃないだろーか? と... タッチのカッちゃんは、あまりにも良い子に描かれていましたが、読者的にはもっと人間臭いカッちゃんの姿も描いて欲しかったぞ (>あだち充) と思ったものでした。旧約聖書の時代から既にある、兄弟同士の競争心や葛藤(カインとアベル)のように、子供の頃に常に比較される対象が傍にいると、どちらか一人が伸び悩む結果になることは、ある程度避けられないのかもしれない? と思うのですが、その子達を育てる親にしても、かなり難しいんだろうな~と、思います。不妊治療が今のように一般的ではなかった時代には、滅多に見かけることがなかった双子達ですが、過去 30 年余りの間に、アメリカでの双子(以上)の出生率が 2 倍近くに増え、今や、赤ちゃん 30 人に一人は双子として生まれている (1980 年代は 53 人に一人の割合だったとのこと)という事実を踏まえると、今後双子を育てる親達はもっと増え、子育てにおけるこういった問題を抱える事も多くなるのだろうと思います。中にはラッキーな親もいて (うちの旦那の伯母さんがまさにその例) 双子の息子達はどちらも仲がよく、どちらも医学部を出て医者になり、30 代前半で、どちらも美人の女医さんを奥さんに持つという身近な実例もあり、双子だからと言って必ずしもそういう問題に直面するとは限らないようなのですが、さすがにスゴイなと思い、「How did you do that?」(どーやったらそんな風に子育てできるの?)とその伯母さんに聞いたら、「I don't know. I didn't do anything special.」(何も特別なことはしなかったわ)と笑いながら言っていました。その時一緒にいた双子のお父さんが、"高校生の時にサイエンス(科学なのか化学なのか? 微妙ですが)に興味がある、というから、家庭教師を雇ったら、その人が良かったんだよね" みたいな事を言っていて、どうやら、双子が医学部を目指すきっかけになったのは家庭教師のおかげだった模様?? 親であれ、他人であれ、子供の人生によい影響を与える人との出会いは大事なのかもしれない、と思いました。男の子の場合は特に、親以外で信頼できる大人がいるとよい、と子育ての本に書いてあったのですが、そういう点では、野球のコーチや、お父さん達、そして Cub Scouts のリーダーやお父さん達は頼れる存在になっています。ジャックも既に年齢が二桁になり、今後色々と難しい年齢になって行くだろうと思うと、自分ももっと子育ての本や記事を読まねばだな~と思います。